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お客様とユニークサービス・製品をつなぐよもやまブログ

年末年始に戦う宣言

弊社のこと | 2017/12/29


かがみもち画像

副社長の冨田です。

年末年始に入りますが、いかがお過ごしでしょうか。

期末や期首、年末や年始など、気持ちを改めるにはいい機会であると感じておりますので、この場所でも少し書いてみたいと思います。

戦う会社になります

「戦う会社になります」・・・マサカリを持ってどこかに攻め込むとかそういう物騒な話ではありません。

お客様の課題を解決し、生産工場様や販売店様などのご協力先と気持ちよくお取引ができ、事業活動の持続に必要な利益を上げ、時期を逃さず製品を提供するために「戦う会社」になろうと考えております。

そのためには、自分たちのやり方やものの見方を常に改めて行く必要があります。

放っておくとすぐ凝り固まってしまう「自分たち」と戦う必要があると感じています。

「いままでこうだった」は通用しない

例えば、防寒着。周囲の製品を見回すと、防寒着単品の性能を上げる方向に動いていますが、本当に寒い地域は防寒着の下に暖かいインナーを着るので、防寒着の防寒性能はそこそこにして動きやすい方が良いという話を聞きました。製品のトレンドと、お客様のズレを感じます。

例えば、消臭製品。消臭力は目に見えない嗅覚の分野です。素材メーカーの消臭スペックと、実際の感想が乖離することがあります。ですから、自分たちで試して、ユーザーテストをしつこくやって、お客様の「感覚」には違いがある前提で商品化までに周到に準備する必要があります。

例えば、縫製。繊維製品は縫製で仕上げるのはいまでも主流ですが、化繊製品を中心にプレスで立体形状を作る方式が多用される場面が出てきました。また、織りネームなども、圧着方式で表示する方向に動いています。新しい生産手法やトレンドをものにする努力が必要だと感じます。

今は小さな話かもしれなくても、「いままでこうだったから」を続ければ、製品もサービスもお客様のニーズからすぐに離れていってしまいます。

自分たちの常識から常に踏み出す部分を

「いままでこうだったから」「やったことがない」「できる協力先がない」「売り先がわからない」。私自身、社内でも、なにか初めてのことを聞いた時に巻き起こるのは拒否感です。これは、未知なるものへの不安の裏返しでもあります。

しかし、そうした気持ちと戦う必要を感じます。

弊社は未知なることへも正面から根気強く取り組んで、関係いただける方々にあってよかったと思っていただける会社になりたいと考えております。

・・・と、単なる決意表明になってしまいました。すみません。

最後になりますが、皆様のご健勝と良い年末年始であることを祈念いたしまして、本年の締めくくりとさせていただきます。